耳が幸せすぎて最高だったやとです。
映画ってそんな観る事無いんですけど
友人に誘われまして、行ってきました
事前に予告を少し観ていたので
知っていましたがミュージカル映画
なんですよ
歌がちょぉぉぉぉ良い!
気持ちの良いハモリパートとリズムが
たまらん映画でした
歌は勿論良かったんですが
ストーリーもキャラクターも良かった
と言うことで、映画の感想
全然書いたことないんですけど
せっかくブログやってますんで
ちょっと語らせてください✌️
(多少言葉の言い回しが間違ってたりするかもしれませんが)
観終わった感想なので
これから観る予定の方
もしかしたらネタバレになるかと思います
気をつけてください
この映画自体知らない方
よかったら公式ページのあらすじだけでも
観ていったら良いと思いますよ!
一番の見どころは、あの大泉洋さんが
セリフ一切無しのライル役ということかもしれない
羊を一匹数え終わる前に
映画の最初はワニのライルとショーマンのヘクターとの出会いから
二人はアパートの屋根裏に住みながら
ステージショーの成功の夢見て準備を進める
しかし、ライルのステージ恐怖症が判明し
ショーは失敗
財産を失ったヘクターは
今度は自分一人で稼いでくると
ライルを屋根裏に置いて消えてしまう
その時ヘクターがライルに伝えた言葉
すぐに戻る、という意味を込めた
「羊を1匹数え終わる前に」
この言葉は映画の中で
ここのシーンだけでなく
もう一度言う時が来ます
この言葉がストーリーの流れを
大きく動かす瞬間なのかもしれません
ヘクター・P・ヴァレンティ
映画を観ていくと、多分ヘクターに対して
なんてやつだこいつ!
可愛いライルを置いていきやがって!
って気持ちがどんどん膨らんでいく
まるでライルを使い捨ての道具の様に扱う
なんとも腹立たしいキャラクター
だったのではないだろうか
しかし映画が進んでいくと
再びライルの前に現れ、もう一度ショーにチャレンジするが、やはり上手くいかず
またライルの前から居なくなるんですが
ヘクターは「自分でなんとかする」
ライルは「一緒になんとかしよう」
そんなすれ違いがあるよに見えて
なんだかどこか重なるところを感じ
ヤキモキしてくるんですよね、なんでか
ヘクターにとってのライル
ヘクターはどうしてライルを家に置き
また戻って来たのか?
「こいつは使えない」といって追い出しても
良かったように思うけど、また戻ってきて
もう一度ショーをやろうと誘う
ヘクターにとってライルは
本当は手放したくない存在だったのかもしれない
離れたくなくて、心の拠り所だったんじゃないだろうか
終盤の動物園のシーン
飼育されているワニの部屋で
他のワニたちに狙われる場面
ヘクターの元に戻るか
少年ジョシュの元に戻るか
どちらに戻るようライルに言うのか
迫られる場面で
ヘクターは自分の元に戻したかったが
だけどそれ以上にライルはジョシュの、
家族の元に帰ることを望んでいると
理解していた
その時に絞り出すような声で
ジョシュの元へ帰るように言うのが
寂しくもあり
やっとライルと向き合えたように見えて
震えたぁ・・・・
ただね、ヘクターはライルに冷たく接していたわけではないと思うのよね
最初にマフラーをかけてあげること
失敗したことを咎めず励ますこと
寂しくないように音楽とヘッドフォンを渡し
「羊を一匹数え終わる前に」
それぐらいすぐにあっという間だと伝える
そこにはライルへの優しさが
あったんだろうなって思うとね
切ねぇっす
登場人物の誰と自分が重なるか
この映画は、ライルをはじめ
少年ジョシュ、お父さん、お母さん、
そしてヘクターが
それぞれのコンプレックスや
勇気の出ない現状を
克服していく姿が大きく印象的なのだが
観る人によっては
特別に自分と重ねて観て感動する人も
きっといるのではないだろか
子供の見本になれるよに、完璧を貫こうと
本来の自分を奥底に隠したり
過去の頑張りや栄光が幻の様に見えて
今の自分に自信が持てなかったり
他人との距離の取り方がわからなくて
知ろうとするけど上手くいかなくて
馴染めなくて
自分の力で栄光を手に入れようとして
失敗も自分でどうにかしようと
奮闘するんだけど
結局他人を巻き込んでたりして
その登場人物全ての
心が解放されて
ハッピーになっていく様子が
爽快で
愉快でワクワクする
そんな映画だったなぁって
思うわけ!です!
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